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2011.02.25

道標ない旅。

もっと早く見つめるべきだった、見ないふりをしていた現実を直視することにした。周りの人にも、これからの人生にも、多かれ少なかれ関わる重要なことだから。今年は厄年だけれど、これが「厄」ならむしろ有難いことなんだろう。


気付いてしまったおかげで動揺が隠せず、うつうつ揺り戻しが若干ある今日この頃。まだまだ月1ペースで通っているクリニックの予約を入れておいた夜勤明けの昨日、朝から携帯電話宛てに何度もクリニックからの不在着信が。今まで2年間通っていて一度もクリニックから電話なんてなかったのに何故?と訝りながら折り返し電話をかけ直すと、思いもよらなかった事実が。


先週、クリニックの院長先生が亡くなられたとのこと。


心筋梗塞だったらしい。
電話をくれたスタッフの方も動揺を隠しきれない様子だった。
よりによってなんで今なの。
お試し断薬を始めてから最初の経過報告をする筈だったのに。
今回に限って新たな相談を持ちかけたかったのに。


僕が前職のあの苦しみの中にいたところを助け出してくれたのは、
先生が迷わず書いてくださった一枚の診断書だったことは間違いない。
ただただそのことを感謝したい。
でも本当ならばもう少し手を貸してほしかった。
ご冥福をお祈りいたします。

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2011.02.19

配信で音楽を買うのがエコとか言ってんじゃねえよ。

昨年リリースなので今更ですが、たむらぱん「ナクナイ」が名盤過ぎてびっくり。メロディもアレンジもこれでもかと言わんばかりのバリエーションを見せる一方、一見ふざけているようでいて味わいと深みのある歌詞にも感嘆。「才能が迸る」という表現がこんなに相応しい人も近年なかなかいないのでは。椎名林檎風でいて確実に一線を画した「SOS」が只今パワープレイ中です。


でも、こういう素敵なアルバムが世の中を動かすほどには売れていないんだよね。わたしがウザいくらいにプッシュしている前野健太だってインディーズだし(勿論、メジャー万歳インディーズ残念なんてこれっぽっちも思っていませんが)。
それにしても、とつくづく思わされたのが、今週のオリコンアルバムチャート。いやあ、すっかり酷いことになってますよ。1位の売上1.6万枚。10位で5000枚ちょっと、2000枚売れればベスト50入り。なにこれ。本当に世の中でCDって売れてないんだね。そりゃHMVも店を畳むわ。
AKBやジャニーズのCDは最早「意味」が違うから同列で語れないし、このままじゃいつか本当になくなっちゃうよ。CD。音楽はもともとかたちのないものだから、この先も歌い継がれていくと思うけど、「アンチシャッフル再生派」のわたしとしては、「盤」としてひとつのかたちがあるものを手にする喜びは続いてほしいのです。
あ、それと自分のCDが出ないこととは別問題ね。←先手


昨日・今日は休日なのでもっぱら吸収に励む日々なのでありますが、そんな中ふと思い出したのがこの曲。うたをうたうことはよろこびなのだ、ということを忘れがちな僕の自戒のためにも、いつかカバーしたい曲なのでありました。最初のカウントを是非がる蔵さんの参考にしてほしい仕上がりですw

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2011.02.15

顔の本・その後。

どうあがいても「sola」(全部小文字)で名前を登録することができなかったので、仕方がないのでそれは諦めることにして、代わりに「solascape」で検索すると一発でひっかかる設定にしました。ご登録されている方いらっしゃいましたら、どうぞお友達になってくださいー(四十になってこの言い草もどうかと思うがw)。
因みに、わたしはまだまだ暫く設定やら登録やらの試行錯誤が続くと思うので、お見苦しいページになっていることもあるかと思いますが黙って見逃すこと。(命令

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2011.02.12

顔の本。

実は暫く前から、登録だけしてみてあるのです。Facebook。なのですが、未だにコレで一体ナニができるのかがさーっぱり、わかりまへん。
ホラ、mixiとかTwitterとかなら、ある程度わかりやすいじゃないですか。プロフィール登録して、日記なりつぶやきなり書いて、人のも読んで、みたいな。Facebookの場合「登録して、」の次がよくわからないのよね。つまりは「ネットワークを広げるためのSNS」という認識で合ってるのかな? それ以上特に何をするというものではなくて、「環」を繋げるためのSNS。名刺をネット上にアップして、いろんな人と交換し合う、みたいな感じ? この解釈で合っていれば僕にもどうにか使いこなせそうなのだけれど、「いやいやそれは違うべよ」(←ドコ弁だ)というのがあったら教えてエラい人。


まだ自分のプロフィール登録すら完了できていないにもかかわらず、とりあえずいろんな人の本名を放り込んでふらふらと彷徨ってみたのですが、なんとも目からウロコな発見をしてしまいまして!
創設者のひとりであるクリス・ヒュージ氏がゲイであるからだと思いますが(最近パートナーと「婚約」してニュースにもなりましたね)、Facebookのプロフィールには「恋愛対象」という画期的な項目があるのですね。で、この欄において堂々と同性愛を宣言している「顔出し・実名」の人々が、びっくりするくらいたくさん、いるのですよ! しかもその大半がパッと見そうとは思えない「どこにでもいそうな人」なのです! イカニモな人に揉まれて(笑)暮らしているせいで、気負いすぎて感覚が麻痺していたのはもしかしたら僕の方なのかもしれません。
なんかもの凄い勢いで背中を押されてる気分がしました。今まで決して巡り会えなかった人々に出会えそうな予感が押し寄せています。これを書いている時点でまだプロフの登録完了してないけど(汗)。


mixiもTwitterも、写真だけは思いっきり顔出ししつつも、HNを使用して、公開範囲を狭めたり「鍵付き」にしたりして、なんだかんだで公にはカミングアウトしていない人が大半じゃないですか。それがいいとか悪いとかではなく。そしてそれが実際にバレてるかバレてないかは別にして(笑)。
斯く言う僕も「sola」とか名乗っているわけですが(わはは)、自分が器用でないせいもあって「アカウントの使い分け」はしたくないのですね。それをしてしまうと、僕がSNSに求めている意味が半減してしまうというか。表も裏もなく、自分は自分である、というところから始めたいと思っているので。世間様の「sola」さんイメージが、みたいなことをほざく身分でもないし(笑)。


mixiでもTwitterでも、最近は対外的な音楽活動においても、僕は基本的にカミングアウトしておりまして、おかげさまでこれといって困ることもなく楽しくやらせて頂いております。職場では機会がなくてまだしてないけれど、必要な場面も少ないしね。面と向かって訊かれたらきちんと答えたいとは思うけど。
もっともっと、いろんな人と繋がりたい。閉ざされた中でわいわいやるのもそれはそれで楽しいけれど、新しい何かがまだまだ待っているのであれば、それはいつでも求めていきたい。ちょっとだけ、わくわくしてきました。


ただねー。ひとつだけ合点がいかないのがねー。アルファベットで名前を入力すると強制的に1文字めが大文字になるんだよねー。違うの! あたしの名前は「Sola」じゃなくて「sola」なの!! と中野区で叫んでみたところでFacebookの管理者にはきっと声が届くまい。ていうか本名での登録が原則なので、そもそも「sola」で登録できないけどな。

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2011.02.07

Maeken february 6。

本当は今日こんな時間に日記を更新する予定はこれっぽっちもなかったのですが、いろいろありまして(汗)本日急遽仕事がお休みになりまして。実はつい先日まで同居人M氏がインフルエンザに罹っていたのですね。んでもって実は昨日からほんのちょっとだけ体調が優れなかったわたくし、ぽろっとそんなことを職場の人に伝えたら「今日だけ休んでよろしい」と。裏を返せば単に容疑者扱いされてるわけですが(笑)。
そんなこんなでぽっかり予定の空いた月曜日。すっかり出かけるつもりで早起きしてしまっていたので、朝食がてら立ち寄ったベローチェにはくたびれたおっさんだらけ。まだ朝なのに。そしてきっと僕もそのひとり。嗚呼、朝なのに。ホットティーも、コロッケサンドも、なんだか寂しい味だったな。若干気分も揺らぎ気味なので、久々におクスリを飲んでおこう。


いまいちなカラダを引きずりながら、昨日はどうしても出かけねばならず。前野健太ニューアルバム「ファックミー」のリリース日であり、ライヴ映像集「DV」の先行リリース日であり、アルバム発売記念ヴィレッジヴァンガードインストアプチツアーの日であり、もひとつおまけに前野さんのご生誕記念日でもあったので。


まずは中野レコミンツへ「DV」を受け取りに。
なんと僕がこのお店での予約第一号だったらしく、受付番号1番でした。確かにいかにもまだ準備整わずな感じで、そこいらのメモ紙に名前書かされたな。ここで買うと特典DVDが付くのですが、そのジャケット写真が4種類あるそうで、「お好きなのをどうぞ」と言われたものの、正直どれも絶妙に微妙な仕上がりw いちばん怪し気な写真のものを戴くことにしたところで店員さん曰く、「(「DV」の)松江監督、店の外にいますから。是非お声かけてサインとかもらっちゃってください~」
店の外に目をやると確かに監督が! おお!
というわけでそそくさと会計を終えて店の外へ。
外へ。
外へ……………監督もういない(笑)。
この一瞬のうちに、一体どこへ!!!!!(笑)
タワレコで偶然前野さんにばったり、てな話すらTwitterでは流れていたのに、わたしのこの運のなさと言ったら。監督……またいつか……とほほ。


気を取り直してインストアライヴ会場へ。
このライヴはヴィレッジヴァンガード2店舗(新宿マルイカレン店/高円寺店)をなんと本人と一緒に移動しながら行う、という実に無謀な試みだったのですが、新宿でのライヴ会場からみんな一緒に中央線で移動して、高円寺パル商店街をそぞろ歩き、高円寺店で再びライヴ、そして寒空の下(笑)サイン会まで、本当にやらかしてくださいましたよ彼は。いやーすごいね。こんなのできるの前野健太くらいでしょ。


20分前に着いたヴィレッジヴァンガード新宿マルイカレン店は既に人、人、人。ちょっとは店を物色できるかななんて思ってた自分が甘かった。あまりの混み具合に、少し早めに始めますとのアナウンスと同時に前野さん登場。
彼のライヴでは「リクエストに応えないリクエストコーナー」が恒例なのですが、前半戦の新宿ではかなり忠実にリクエストに応えてくれましたねー、ってそれが世の中では普通ですが。最近のライヴでカバーしているらしいAKB48「ヘビーローテーション」まで披露。なのに「○○(曲名)やってー」「それは違うな」と断ることも度々(笑)。「ファックミーやってー」「それはアルバムに入ってるから」とかも言ってた。アルバム発売記念のインストアライヴじゃないのか(笑)。今、俺が歌いたいと思ってる曲を当ててごらん、という感じなんでしょうな。なんで自分の曲よりAKBを歌いたがっていたのかは謎ですが。


係員の誘導が若干ぐだぐだでライヴ後の店内は些かカオスな状況でしたが、一旦丸井のビルの外に出て、前野さんが先導していざ新宿駅へ大パレード。因みに、昨日まで東京では乾燥注意報が38日連続で発令されていたのですが、雨男・前野さんのおかげ(?)で、この時間帯を狙うかのように外は雨降り。日本の空模様をも変える男・前野健太。さすがです。
新宿から高円寺まで、中央線の一車両をほぼ占拠する勢いで乗り込んだ我々。時刻表まで当たり前に奇跡的な状況となっておりました。

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移動中、まさかの車内ライヴを始めようとする前野さん。
「雨のふる街」を歌いかけたもののさすがにどこからか苦情の声が聴こえ、小声で、ギターも爪弾くように、それでも懲りずに歌い直す前野さん(笑)。いきなりこの光景に出くわした何も知らない乗客の方々はさぞ驚かれたことかと。それでも、周りがたまたま背の低い女子ばかりだったおかげで、思いがけぬ特等席で聴けちゃいました。いいうただったからどうか許してあげて。「ロマンスカー」中央線バージョンも!


いよいよ電車は高円寺駅到着。
前野さんの「はい、みんなチラシ掲げてー」の声に従って、「ファックミー」と書かれたチラシや紙袋をヒラヒラさせながら、さながら宝塚の舞台のように(笑)階段を降りてくる一行はマジで壮観でした。前野さんも「ファックミー」を歌い始めるサービスまで!さすがに改札を通り抜けるときだけは「はいみんなパスモ~」と止めてましたが、JRだからそこは「スイカ」ではないかと……。


高円寺店のあるパル商店街ではまさかの生「ライブテープ」体験が! 歩きながらの「100年後」。これがある意味この日のハイライトでした。生声・生音がやっぱいちばんよかったです。
お店に到着すれば、新宿店を更に上回るお客さんで一杯。姿が見えぬまま歌声だけ聴いていた方も多かったようで、なんかもう汗だく。ここではニューアルバムからの選曲を多めに、途中バースデーケーキのサプライズもありつつ、気がつけばトータル90分以上に渡るライヴは幕を閉じたのでありました。これはもうインストアライヴを遥かに越えた、ただのワンマンライヴ。


そして何故か寒風吹きすさぶお店の外でサイン会。

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元旦に「ライブテープ」を演った前野さんには何故か冬の寒空の下が似合います。悩んだ挙げ句にここでアルバムを買ってしまったわたし、CDとDVDにまんまとサインを戴いてまいりました。
ライヴ中から「どんどん撮って、ツイートして(笑)」と仰っていたのですが、それどころじゃないくらいの凄まじいライヴ体験だったので、せっかくのチャンスでしたが前野さんのイカした写真は撮れずじまい。。。残念。それでも後になってTwitterを検索してみると、わたしがしっかり見切れてる画像がわんさか出てきて、違う意味でびっくり(笑)。

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それにしても、店舗ごとに違う特典付けるはサイン会(しかもやたら低姿勢で丁寧な)やるは生写真プレゼントに「一緒にチェキで撮ろう」なんてこともやるはおまけにホントに「ヘビーローテーション」歌っちゃうは、ご本人も認める「AKB商法」はありがたいですが程々でもよいかと思いました。
おしまい。


■SET LIST(間違ってるかも)
<新宿マルイカレン店>
1. 豆腐
2. love
3. 青い部屋(8ビート)
4. 病(Yah! my blues)
5. フォーエバーヤング片町2011
6. ヘビーローテーション(AKB48カバー/サビだけ)
7. ハッピーバースデイ・ディア・ファックミー(笑)
8. 鴨川
9. ファックミー

<中央線車内>
10. 雨のふる街
11. ロマンスカー(中央総武線バージョン)

<高円寺駅>
12. ファックミー(ちょっとだけ)

<高円寺パル商店街>
13. 100年後

<高円寺店>
14. 生きている私
15. ヒマだから
16. こいつは強い
17. ロマンスカー
18. タワー浴場
19. あたらしい朝
20. とんこつラーメンくさい街
21. コーヒーブルース
22. 友達じゃがまんできない
23. 天気予報

ENC. せなか

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2011.02.06

高円寺でお会いしました。

このところどんどん日記の内容と実際の日付との時差が広がってきているので、ここいらでどうにか埋めていかないとね。というわけで2/2のおはなし。とんちピクルス「はつはるツアー」@高円寺MOONSTOMPに行ってまいりました。
夜勤明けではありましたが、しっかり家で仮眠をとってから出向いたので体調万全。「九州物産展」にも、前日のleteにも行けずじまいだったのでね、この日を逃したら次がいつになるかわからなかったから。


共演のバロンさんは初聴きだったのですが、事前にサイトを覗いてみればアラなんだかちょっと素敵な音楽じゃあないの。どことなくいっこく堂さん風味なルックスもいい味だし、大道芸、ボードビル、なんていうキーワードから連想するに、きっと初めて聴いた人でももれなく楽しませてくれるに違いない、という確信が。そしてそれは予想を遥かに超えて正しかったのでありました。
何と言っても声が素晴らしいのなんのって! 深みがあって、表情があって、人柄がそのまま波形になったみたいな声。普段はあまり聴かないスタンダードも、彼に歌われるとすっと馴染んできて。途中から参加した相棒のJordonさんも、佇まいからして素敵な方で、本当にしあわせなひとときでありました。このわたしが、CD買っちゃったもんね(普段、よほどのことがない限り、ライヴ会場でCD買わないんです、わたし)。


いろんな動画がようつべにアップされてますが、わたしはこれがお気に入り。これもいろんな意味ですごい。思わず都電に乗りたくなります。


そしてそして、お目当てのとんちピクルスさん。
節分をモチーフにした暗黒舞踏(?)で幕を開けた後は、いつものめくるめくとんちワールド炸裂、でありました。「夢の中でないた」も「鍾乳洞の長い旅」も問題作のアレ(笑)も聴けて大満足。途中、感極まってなのか単に酔っぱらった勢いでなのか、とんちさんが泣き出してしまうというハプニングもあってびっくりしましたが。でも何よりいちばんびっくりしたのは、最後にバロンさんたちとセッションで披露したアンコール曲がコレだったこと。特に狼狽えもたじろぎもせず、嬉々としてセッションを始めるお三方。唐突すぎる選曲に戸惑いを隠せなかったのはわたしひとりだったのであろうか。


二組のライヴを聴いていてしみじみ思ったのは、ああ、音楽が大好きなんだなあこの人たちは、ってこと。そんなん当たり前じゃん、と言われそうですが、そうでもないと思うのよ。少なくとも僕は、彼らに比べたら音楽に対する愛情が足りないと思うのよ。勿論、いろんなやり方で奏でられる音楽が在っていい、と思いはするのだけど、こういう幸せな音楽を、きっと僕は奏でられてはいないんだろうなあ、なんて。
楽しくもあり、いろいろ考えさせられもした、高円寺の一夜でありました。

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2011.02.04

呟いてる間に足を運べ。

今日はばしばし更新しちゃうよー。というわけでお次は映画の話。先週・今週と連続で映画館に足を運んでまいりました。「9月11日」を含めて今年これで3本め。僕にしてみればいつになくハイペース。
先週観てきたのは「たまの映画」@テアトル新宿。

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あの、「さよなら人類」の、「着いたーっ」の、「たま」の映画、です。大好きな「満月小唄」を元ネタに1曲書き上げてしまった(笑)わたしには、それなりに思い入れのあるバンドでした。たま。しかも昔僕が働いていた某テーマパークのイメージソングも歌ってたんだよ。当時は一日中それが流れていたせいで若干食傷気味にもなりましたが(笑)。


「たまの映画」というタイトルに反して、「たま」についての映画、ではありませんでした。元「たま」のメンバーだった人々のその後にひたすらフォーカスを当てた、過去が過去であること、現在が現在であること、をまざまざと見せつけるような、ノスタルジーの入る隙もない、残酷なまでに「いま」な映画でした。映画の出来不出来という意味ではなく、ああ、やっぱり「たま」はもういないんだなあ、みたいな。だから当然と言えば当然なのですが、「たま」を途中で脱退した柳原さんは、予想通り映画には出演していませんでした。過去の映像すらひとつも流れませんでした。


とはいえ、映画の中で鳴らされる音楽はどれも素敵でした。特にパスカルズの多幸感とleteでの滝本さんの佇まい、そしてラストを飾る知久さんの歌声が今でも心に残っています。僕が映画を観た数日後、とんちピクルスさんがleteでライヴをしたのですが、本当に素敵な空間だったので、できればここで聴きたかったなー。
そして最後のクレジットに「撮影協力:Next Sunday」の文字が! えっ! どこの場面がそうだったんだろう?? 今度阿佐ヶ谷に行ったときに訊いてみようっと。(と思ってたのに一昨日久々に足を運んだにもかかわらず訊きそびれた。。。泣)


そして昨日、二月三日、節分。もうこれで三度めになる「ライブテープ」@吉祥寺バウスシアター。
毎年正月の恒例行事としてどっかで上映してほしいくらいの映画なわけですが、またまたバウスで凱旋上映してくれたのは本当に嬉しい出来事です。このひとときだけでも正月気分で、なんて思いつつ映画を観始めれば、始まってすぐ「豆腐」が流れる場面で「二月三日節分会」の文字が! 今日じゃん!(笑) というわけで、これは「正月映画」でなく「節分映画」なのだ、と、自分に言い聞かせながら観ることで、おかげさまでより臨場感がわきました(笑)。


わたしは散々、今まで日記でもTwitterでもこの映画と前野健太のことを、知らない人にはウザいくらいに宣伝し続けてきましたが(笑)、本当に素晴らしい映画なので、本当はDVDになってほしいのです。できればいつでも家でも観たいし、多くの人の目に留まってもほしいのです。でもこうやって劇場(できればバウス)のスクリーンで観るという体験を、「わざわざ」することがこの映画をいちばん正しく観る方法なんだろうな、とも思うのです。勿論、それはどんな映画でもそうなのだろうけど。
この日は初のシアター3での上映ということで発見も多々ありました。特に音響チームの細やかな仕事ぶりは本当に素晴らしいの一言。ただの同録でないことは一聴瞭然だけれど、街のノイズとヴォーカルと楽器とのバランスは「当たり前に奇跡的」。


前野健太さんはもうすぐニューアルバム「ファックミー」がリリースされます。

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アルバム発売日の2/6には、新宿と高円寺のヴィレッジヴァンガード2店舗を移動しながら開催されるという、前代未聞(?)のインストアライヴがあります。そして、「ライブテープ」の松江監督によるライヴDVD、その名も「DV」もリリースされます。2日に配信限定でリリースされた「花のように 鳥のように」は、配信ジャケットをなんとmagcafe at gardenのkiroさんがレイアウトしてます。

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わたしがここまでプッシュする前野健太とはナニモノか、ご興味を抱いてくださった方は是非、2/6に新宿でお会いしましょう☆

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まっくら森は心の迷路。

日々思うことはTwitterの方であれこれつぶやいておりますが故、こちらではより日記みたいな日記(どんなん)を書いてみようかと思っとります。


さて、まずは一月某日。二年前に初めて訪ねた「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」にて、新春イベント「新春・イン・ザ・ダーク」(そのまんまw)が開催される、という情報を知りまして、開催終了ぎりぎりに駆け込みで参加してまいりました。
だって「まっくらやみの中で書き初め」をやるっていうんですもの!
これでも書道三段の輝かしい過去(笑)を持つわたくし、
真っ暗な中でどれだけ書けるもんなのか試してみたいじゃないのさ!


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うはは。完敗。
驕れる者は久しからず。(ちょっと違うか
このところ、職場のレクで十数年ぶりに筆を持つ機会が何度かあったので、少しはリハビリしているつもりでいたのですが、いやあここまで書けないとは。我ながらがっかり(笑)。


言い訳がましいことを書きますと、まず色紙を渡されるのですが、そもそも色紙の裏表がどちらなのかすらわからないわけです。真っ暗なので。なんとなく「手触りがよりすべすべしてる方」を選んだら偶然当たりましたが、同行した相方氏はまんまと裏面に書き殴ってたし(笑)。
次に筆を選ぶのですが、穂先がどのくらいのものかが全くわからない。硯はあれど墨が全く入っていなくて(それすら直に手探りで調べた)、墨汁を渡されたはいいけれど、どのくらい入れればいいのか全くわからない。なんとか墨汁を筆につけ、いざ色紙に書き出そうとすれば、色紙のどのあたりから書き出せばいいのか全くわからない。ないない尽くしで仕上がったのがコレ、なのであります! 全体的に左に寄ってしまったのと筆が思ったより太かったのは想定外だったけど、これでも同じユニットの参加者の中では上手く書けた方なんだもんねーっ。
(因みに「初春」って書いたつもりなんですけど……読めますか……汗)


今回のユニット(最大8人1組になって参加するのです)は、僕以外はDID初参加の方々で、僕と相方氏以外は全員女性だったのですが、前回同様、まっくらやみの中に一緒に進んでいく、ただそれだけで、面白いくらいに人と人との壁がなくなっていって、心の距離が近づくんですよね。ぶつかってもうっかり触っちゃっても平気平気。年上も年下も、男も女も、生まれも育ちも肩書きも、なーんもカンケイなし。ただ、そこにいるヒトかどうか。それだけ。
2回めの参加だったから、かどうかはわからないけれども、アテンド(ユニットをナビしてくれる人で、視覚障碍者)のひやまっちを除けば、僕がいちばんひょいひょいと動き回っていた(気がする)のも面白かったな。そして、まっくらやみから灯りの点る部屋へ移動するときの不思議な切なさ。またここに「還って」きたい、そう思ったのはたぶん僕ひとりじゃなかった筈。


ちょうど僕が転職する直前、いちばんうつうつが酷かった頃に、ひょんなことからこのイベントの存在を知り、足を運びました。今回、どうしても相方氏にもDID体験をしてほしくて、相方氏のお友達ともども強引に声をかけて、三人で参加したのですが、「最初は正直不安だったけど終わってみたら感動した」とのお言葉を戴きひと安心。
前回はまだなかったパンフレットやバッジなどのグッズもしこたま買い込み、会場近くの粥麺屋さんで感想を語り合い、人気のない寒風吹きすさぶ外苑前の裏路地を急ぎ足で帰ったのでありました。


「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」はこれからも国内に定着し、常設され、もっと多くの人に(できれば今よりもお手頃な料金で)体験してもらえることを目指して運営されています。僕もそうあってほしいと、心から願っています。まだ体験したことのない方、興味はあるけど二の足を踏んでいた方、僕が保証しますから(説得力あるかなーw)、是非一度足を運んでみてください。あなたの価値観が揺さぶられることはきっと間違いありませんから。

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