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2008.08.30

アカサカカサス。

いつも新曲の歌詞をアップするときは、手書きで清書したものをスキャンしているのですが、それだと携帯から見たときに字がちっちゃくて全然読めないんだよねー。
というわけで、初の試み(というほど大袈裟ではない)として、たまにはフツーに日記にアップしてみることにします。手書きバージョンはまた後日ということで。
 
今回の曲は個人的にはCocco風味に仕立ててみたつもりだったのですが、先日作ったショボデモ(本気でショボいので門外不出のヤバいシロモノ)を繰り返し繰り返し聴いているうちに、なんだか火サスのテーマソングにしか聴こえなくなってきてしまいました。
ううむ。とりあえず仮タイトルは「火サス」にします。……え? 本タイトルが決まってれば仮タイトル付ける必要ないの?w
 
それと、個人的なトピックがもうひとつ。今回、歌詞において初めてのチャレンジ(?)をしてみたのです。今までの自分だったら絶対にやらなかったこと、「ら」抜き言葉を遣ってみたのでありました。いやあ、我ながら冒険冒険。自分でうたってて違和感バリバリ。でも、今回はこのことばじゃなきゃダメだったのです。どーしても。
 
というわけで。
仮にも「ゲイ・ミュージシャン」とかなんとか名乗るつもりなのならば、うたうべきことのひとつなんじゃないかとずっと思っていた、ちょうど一年前に見知ったニュース、ペガーさん強制送還未遂のことを思って、こんな曲を書きました。
 
 

咎人(とがびと)

正しいとか 間違いとか 答えなどないと思ってた
愛すること ただそれだけで 咎と責められるなんて

男とか 女とか どちらでもいいと思ってた
誰も皆 同じ「人」 それでいいと思ってた

  幼い頃に 集めたガラクタ
  手に入れた日には 宝物
  同じように 好きじゃなくとも
  嫌わなくてもいいじゃないか

この胸に溢れるいとおしい想い
あとどれだけ抱えていれるだろう
誰にも告げずに かき消され 裁かれる
あなたは 知らない


手を繋ぎ キスを交わし 寂しいふたりは求めあう
手探りで あなたのドアを 何度も何度も叩くよ

  逃れることの できない力に
  赤子のように 嬲られても
  傷つくのは この身体だけ
  心はいつでも 笑っている

この胸に溢れる小さな願い
あとどれだけ叶えていけるだろう
いつしか いつしか 心が涸れる日まで
この火は 消えない


あなたのいちばんになれなくてもいい
あなたを傷つけずにいられればいい
たとえば空気や水のように あなたに寄り添い

もしも この胸に溢れるいとおしい想いが
ただ溢れてくるこの胸の想いが
あなたを あなたを もしも傷つけるなら
この火を 消すから 消すから いつかは 消すから

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2008.08.24

「み境なし その壱」御来場多謝。

風太郎ぷれぜんつ「み境なし その壱」、盛況のうちに終了いたしましたー。
ご来場いただいたみなさま、共演者・スタッフのみなさま、サポートメンバーのみなさま、そしてお声をかけてくれたトラくん、本当にどうもありがとうございました!
当初は朗読での参加というオファーだった筈が、気がつけば出演者唯一のライヴ参加という話にすり替わってしまい(笑)、その展開自体が見境ねえよ、と突っ込みたくなるほどでありましたが、ここ数年での新しい人との繋がりがまたひとつ新しい結び目を作れた感もあって(なんてったってaktaでライヴですからねー。またひとつ夢が叶ってしまった)、なんだか感慨深い一夜でありました。
 
それにしても、誰が名付けたか「み境なし」。
オープニングからみるくくん(not 女装)のショウが6曲ノンストップだは、朗読するだけのために女装して出演された方もいらっしゃるは、リアル女子による二人芝居が突然始まって圧倒されるは(さすが女優さん)、トラくんの司会進行があまりにテキトー(笑)でこっちがどきどきするは、かしこまったイベントだったらありえない展開がそこかしこに。でもそれがなんだか「アリ」に思えてしまうのは、トラくんの人望と、壁にかけられた笑顔の写真の数々の為せる業、だったのかもしれません。
お客さんも、そして出演者の方々も、確実に戸惑われてましたが(笑)、みなさんあったかかったしね。きっと初めて二丁目に足を運んだストレートの方々も多かったんだと思うし。
 
そんな「み境なし」というコンセプトに便乗して、わたくしも普段のライヴならありえない選曲でお届けしてみました。さすがに練習期間が短かったせいもあって(がる蔵氏に至っては当日ぶっつけ)、スリリングな場面も多々お届けしてしまいましたが(わっはっは)、マッキーをうたってもみゆきさんをうたっても誰からも怒られなかったので、とりあえずはよかったです。。。
いやー、それにしても、客席が明るいままでライヴをする、ということが、こんなにもキンチョーすることなのだと、わたしは初めて知りました。さながらちょっとした辱めを受けている気分でした(笑)。悪い気はしませんでしたが(笑)。
 
さーて、本日はこれから次回「ソラニワ」の練習だー!
 
■SET LIST
1. 19の夏(KAB.)
2. 太陽(槇原敬之)
  〜朗読「生きる」谷川俊太郎〜
3. 命の別名(中島みゆき)
4. beautiful

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2008.08.23

説明書要らずの典型的O型な夏。

いやー、ここのところ突然涼しくなったじゃあありませんか。
まだ夏休みもとってないし(ていうかないけど)、
海にも山にも行ってないし(ていうか行かないけど)、
巷で話題の(?)芝プーにも行ってないし(ていうか行かないけど)、
いやあああああ、勝手に夏終わっていかないでえええええ、みたいな。
 
ま、とにもかくにも涼しいので、連日活躍していたエアコンにはここいらでちょっとひと休みして頂いて、最近は家では窓を開けて、外の風を部屋に入れて涼んでいるわけですよ。そーすると、ついでに部屋に入ってきちゃったりするわけですね。蚊が。
さてそろそろ寝よっか、てなタイミングで昨夜は見つけちゃったもんで、本当はどーにかして息の根を止めてから眠りにつきたかったのですが、羽音はすれども(ひぃ)どっこにも見当たらず。うーん、アースノーマ○トの出番かなあ、とも思ったのですが、なにせわたしは本日本番なのでございます。アレは何気に相当ノドにくるのであります。
というわけで、せめてもの対策に、と枕元にレモングラスの石鹸を置いて(蚊はレモングラスの匂いが嫌いらしい、と何かで読んだので)、仕方なく諦めて眠りについたのでありました。
 
 
 
今朝ほど自分の血液型を呪ったことはないかもしれませぬ。
なんでよりによって刺すの。
顔を。
 
もう一度書きますよ。
わたしは、本日本番なのでございます。
さあ、わたしがどんなイカした美貌に変身してしまったのか、興味津々なそこのあなた、今夜aktaでお待ち申し上げております!(え?
みゆきさんのあの名曲もカバーしちゃいますよー。
 
★風太郎ぷれぜんつ「み境なし その壱」
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■DATE
2008/8/23(sat)open 16:00 / start 18:30
■PLACE
新宿・community center akta
■PRICE
入場無料
■CAST
みるく/やっちゃん/木村奈々恵/加藤晃子/本城麗子/
CHILORIAHNA HEAVENLY/sola(順不同)
■同時開催:風太郎写真展「笑顔」
2008/8/18(mon)〜24(sun)16:00〜22:00

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2008.08.16

後悔なんてしないなんて。

言わないよ絶対〜♪
というわけでせっかく買った「後悔なんてしない」の前売券、そろそろ観に行かないと終わっちゃうんじゃね? と思い公式サイトを覗くと、よりによって昨日で上映終了でありました。。。。。
あーもうどーしていつもいつもこうなのワタシは。後悔なんてする。しまくる。とほほ。
 
ここのところ、毎日毎日北京五輪三昧でございます。おかげで初めて携帯電話のワンセグ機能のお世話になりました。いやあ、便利だねーワンセグ。(今更
自分にできないことをこともなげにやり遂げる姿には、勝敗にかかわらず素直に感服。まつわるきなくさいゴタゴタもいろいろとあるのかと思いますが、いい試合が観られれば、僕はそれだけで十分です。北島康介の2大会連続2種目金メダルは言うまでもなく素晴らしかったけれど、昨夜予選落ちしてしまった為末大の走りも、同じくらい感慨深かったです。音楽はたぶん死ぬまで現役で続けられるけれど、スポーツは早ければ20代でリタイアを考えさせられるんですもんね。僕には想像もつかない世界なのだと思います。
 
 
さて、つい先ほど次回「ソラニワ」フライヤーが完成いたしました!!! なんでだろ、アップしたら全体的に赤みがかっちゃってますが(汗)、実物はもうちょいキレイに仕上がっておりますので(被写体除く)、どこかでお見かけの際には、ポイ捨てせずに持ち帰ってやってください〜。

F B

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2008.08.08

「私もあなたの数多くの作品の一つです。」

毎日毎日湯水のようにメールを書いては送る仕事を繰り返していると、自分が言葉についてどんどん鈍感になっていくような気がして怖くなります。決まりきった挨拶、形式だけの敬語、思ってもいない社交辞令、血の通わない言葉を連ねて、なんとなく意思疎通できた気になっている、そんな風になってやしないかと、自分が疑わしくなることもあります。僕が普段の生活でこのところすっかりメール無精になってしまっているのは、あまりにも言葉を乱雑に扱っていることのリバウンドなのかもしれません。
 
言葉ひとつで人は笑顔にもなれるけれど、取り返しのつかない傷を負うこともあります。伝えたい気持ちに近しい言葉が見つからなくて、もどかしくも黙り込むしかないこともあります。言葉の持つ力を信じては裏切られたようなつもりになっていたけれど、本当は、裏切っていたのは、何もかもを言葉のせいにしようとしていた僕の方だったのかもしれません。
 
 
心がこめられた言葉、を久しぶりに聴きました。彼が携えていた手紙には、何ひとつ文字は書かれていなかったそうです。
こんな言葉を紡げる人に、紡がれる人に、いつか僕はなれるだろうか。
 

8月の2日に、あなたの訃報に接しました。6年間の長きにわたる闘病生活の中で、ほんのわずかではありますが、回復に向かっていたのに、本当に残念です。われわれの世代は、赤塚先生の作品に影響された第一世代といっていいでしょう。あなたの今までになかった作品や、その特異なキャラクターは、私達世代に強烈に受け入れられました。
 
10代の終わりから、われわれの青春は赤塚不二夫一色でした。何年か過ぎ、私がお笑いの世界を目指して九州から上京して、歌舞伎町の裏の小さなバーでライブみたいなことをやっていたときに、あなたは突然私の眼前に現れました。その時のことは、今でもはっきり覚えています。赤塚不二夫がきた。あれが赤塚不二夫だ。私をみている。この突然の出来事で、重大なことに、私はあがることすらできませんでした。
 
終わって私のとこにやってきたあなたは「君は面白い。お笑いの世界に入れ。8月の終わりに僕の番組があるからそれに出ろ。それまでは住む所がないから、私のマンションにいろ」と、こういいました。自分の人生にも、他人の人生にも、影響を及ぼすような大きな決断を、この人はこの場でしたのです。それにも度肝を抜かれました。それから長い付き合いが始まりました。
 
しばらくは毎日新宿のひとみ寿司というところで夕方に集まっては、深夜までどんちゃん騒ぎをし、いろんなネタをつくりながら、あなたに教えを受けました。いろんなことを語ってくれました。お笑いのこと、映画のこと、絵画のこと。ほかのこともいろいろとあなたに学びました。あなたが私に言ってくれたことは、未だに私に金言として心の中に残っています。そして、仕事に生かしております。
 
赤塚先生は本当に優しい方です。シャイな方です。マージャンをするときも、相手の振り込みで上がると相手が機嫌を悪くするのを恐れて、ツモでしか上がりませんでした。あなたがマージャンで勝ったところをみたことがありません。その裏には強烈な反骨精神もありました。あなたはすべての人を快く受け入れました。そのためにだまされたことも数々あります。金銭的にも大きな打撃を受けたこともあります。しかしあなたから、後悔の言葉や、相手を恨む言葉を聞いたことがありません。
 
あなたは私の父のようであり、兄のようであり、そして時折みせるあの底抜けに無邪気な笑顔ははるか年下の弟のようでもありました。あなたは生活すべてがギャグでした。たこちゃん(たこ八郎さん)の葬儀のときに、大きく笑いながらも目からぼろぼろと涙がこぼれ落ち、出棺のときたこちゃんの額をピシャリと叩いては「このやろう逝きやがった」とまた高笑いしながら、大きな涙を流してました。あなたはギャグによって物事を動かしていったのです。
 
あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに、前向きに肯定し、受け入れることです。それによって人間は重苦しい陰の世界から解放され、軽やかになり、また時間は前後関係を断ち放たれて、その時その場が異様に明るく感じられます。この考えをあなたは見事に一言で言い表しています。
すなわち「これでいいのだ」と。
 
いま、2人で過ごしたいろんな出来事が、場面が思い出されています。軽井沢で過ごした何度かの正月、伊豆での正月、そして海外でのあの珍道中。どれもが本当にこんな楽しいことがあっていいのかと思うばかりのすばらしい時間でした。最後になったのが京都五山の送り火です。あのときのあなたの柔和な笑顔は、お互いの労をねぎらっているようで、一生忘れることができません。
 
あなたは今この会場のどこか片隅に、ちょっと高いところから、あぐらをかいて、肘をつき、ニコニコと眺めていることでしょう。そして私に「お前もお笑いやってるなら、弔辞で笑わせてみろ」と言っているに違いありません。あなたにとって、死も一つのギャグなのかもしれません。私は人生で初めて読む弔辞があなたへのものとは夢想だにしませんでした。
 
私はあなたに生前お世話になりながら、一言もお礼を言ったことがありません。それは肉親以上の関係であるあなたとの間に、お礼を言うときに漂う他人行儀な雰囲気がたまらなかったのです。あなたも同じ考えだということを、他人を通じて知りました。
しかし、今お礼を言わさせていただきます。
赤塚先生、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
 
私もあなたの数多くの作品の一つです。
 
合掌。
 
平成20年8月7日
森田 一義

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2008.08.05

アイラブユーベイビー。

織田裕二って別に好きでも嫌いでもなかったんですけど、最近インタビューで山本高広について「僕は笑えない」などと語り出して以降、俄然気になる存在のヒトになってしまいました。勿論悪い意味で(笑)。役者として情熱家であるとか、普段は性格悪いらしいとか、ゲイかどうかとか、そんな木っ端なコト(?)はこの際全てさておき、この主題歌はどうなの。
主演ドラマの主題歌を何故か必ずうたう織田裕二(と観月ありさ)、「UZ(ユーズィー)」と名乗ったことに触れるのも、本当はいかにも作戦に乗っかってしまったようでシャクなのですが(笑)、それにしてもなあ。「アイラブユーベイー」ときたか。
今どき子供でももうちょい発音いいだろ、てなほどのカタカナイングリッシュは、どう考えても山本高広にネタを率先して差し出しているようにしか思えん。おまけにドラマのエンディングの映像自体が、関係者一同で織田裕二をおちょくっているようにしか思えないのは、誰かの悪意ある策略じゃなかろうか、と心配になるほどなのですが。
気がつけば一挙一動が「山本高広に至る前フリ」と化している織田裕二、わたしはむしろ目が離せなくなっております。凝視はしないけど。
 
 
それはそうと、「ソラニワ」の準備もままならないというのに、
今月、ライヴをすることになりました(汗)。
マイミク・トラくんこと風太郎くんの写真展が今月aktaにて開催されるのですが、会期中の一日、8/23にちょっとしたイベントが行われまして、そこでわたしは気がつけばうたをうたうことになってしまいました。ひぃ。
「ソラニワ」に向けて仕上がり途中のチュートハンパな曲ばかり、ふんだんにお届けします! ……とかだと誰も聴きに来てくれなさそうなので、この日は珍しくカバー曲中心に、ゆるーくお届けしようかなあ、なんて思っております。まだ何も決まってませんが。こんなゆるさで(笑)。
というわけで、よろしかったら足をお運びくださいませ。
なにせ入場無料! 写真も見られるよ!(ていうかそっちがメイン
 
★風太郎ぷれぜんつ「み境なし その壱」
■DATE
2008/8/23(sat)open 16:00 / start 18:30
■PLACE
新宿・community center akta
■PRICE
入場無料
■CAST
みるく/やっちゃん/木村奈々恵/加藤晃子/本城麗子/sola(順不同)
■同時開催:風太郎写真展「笑顔」
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2008/8/18(mon)〜24(sun)16:00〜22:00

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